前回、HomeAssistantの環境構築は完了しましたが、同じLAN内からしかサーバーにアクセスできません。
自宅外から家の家電等を操作できるようにしたい、という思いで試行錯誤しました。
結論としては、諦めました。皆様が同じ轍を踏まないよう記事にしたためます。
DDNS
外部アクセスの実現に向けてまず試したのが、DuckDNSです。
DuckDNSは無料で利用できるダイナミックDNS(DDNS)サービスで、HomeAssistantとの相性も良く、多くの導入事例があります。
①DuckDNSでサブドメインを取得→②HomeAssistantの設定にLet’s Encryptを組み込んでSSL化→③ルーターでポートを開放、としたのですがうまく設定ができない。
理由を調査したところ、ポート開放のところができていませんでした。
集合住宅でよく提供されている無料インターネットでは、ポート開放を設定しても、実際には集合住宅の上位ルーター(マンション全体で共用するルーター)でブロックされているため、外部アクセスができません。
IPアドレスへの理解が浅かった。。。
他の選択肢
クラウド経由の接続
Home Assistant Cloudは公式が提供するサービスで、外部アクセスを簡単に実現できます。有料なのでパス。
TailscaleやWireGuard
ローカルネットワークにVPN接続する。試したらうまく動いたけど、デバイスの認証キーに有効期限があるため、定期的な作業が必要で面倒なのでパス。
VPS(仮想専用サーバー)
VPSを契約し、そこにリバースプロキシを設置してHomeAssistantと通信させる。これもお金がかかるのでパス。
思ったこと
そもそも、自宅外からHomeAssistantにアクセスする必要はあるのか?
…ないね。
外出先から、家電を操作したくなったり、家の状態が知りたくなることないね。
外出中に家の事を意識しないといけないなんてスマートじゃない。
まとめ
① 集合住宅の無料インターネット利用者は、自宅外からHome Assistantへのアクセスは難しいよ!
② そもそも自宅外からのHome Assistantへのアクセス、不要だよ!よく考えて!
以上。
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